被災地応援ファンドの2年間
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大震災の被害を見て、何かをしなくては、と思いました。
何ができるだろうと、本当に悩みました。
一過性のものではなく、今までずっと当社がやってきた本業で、
長期的に取り組みたいと思いました。生半可な状態ではないと思ったからです。
当社にできることは、個人の方から気持ちのこもった小口の資金を集めて、
ファンドを作ることです。
絶対やると決意し、2011年4月1日当社の者が被災地を訪問しました。
多くの出会いがありました。 そして、2011年4月25日(For復興の日)に、
半分寄付、半分出資の、世にも珍しい “応援ファンド” が立ち上がりました。
この2年間で、のべ25,000人の方から、9億円程が集まりました。
25,000人の、何かをしなくては、という思いが集まりました。
一口一口が積み上がり、このような設備や商品に、
そして、やる気みなぎる事業者の皆様の笑顔に生まれ変わりました。
寄付のように出して終わりではありません。
10年間にもおよぶファンド出資期間中、ずっと一緒に、
事業の成功に向けて歩みを共にしてください。
この取り組みは、まだ始まったばかりです。
今も、何かをしなくては、と思っている皆さんの力を結集したいです。
まだまだ、続けます。
ミュージックセキュリティーズ株式会社
代表取締役 小松真実